多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?またその症状は?

妊娠

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは名の通り卵巣のなかに卵子の入った袋、いわゆる卵胞がいくつもでき排卵障害を起こす病態をいいます。

 

本来卵巣では成熟した卵胞から卵子が毎月1個ずつ排出されます。

 

これが排卵と言われるものです。しかし、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合には、卵巣内で卵胞がうまく成熟せず排卵がきちんと行われません。そのため、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状がある女性は一般的な女性に比べ妊娠しづらいと言われます。

 

もしかして多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)?

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の主な症状はこちら

  • 月経異常
  • 基礎体温がずっと低温のまま
  • にきびが増えた
  • 口周りや腕、すねなどに毛が増えた
  • 声が低くなった
  • 肥満
  • 不妊

 

月経異常を自覚されている方の中には実は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だったとい方も珍しくありません。

 

月経異常というのは生理がこない無月経、月経周期が39日以上の稀発月経、排卵を伴わない月経の無排卵月経、生理の出血量が多い過多月経などを言います。

 

私の友人でも、独身時代月経異常を自覚しており、いざ妊活をはじめたがなかなか授からず不妊検査をした結果、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)であったという話も聞きました。

 

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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因は?

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因ははっきりとは解明されていませんが、今のところ内分泌異常と糖代謝異常が原因だとする説が有力であるとされています。

 

妊娠内分泌異常

 

排卵を誘発するためには、黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンという2つのホルモンが必要となります。

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合には、黄体ホルモンの分泌が増え、卵胞刺激ホルモンの働きが弱くなってしまい排卵障害が起こってしまいます。

 

さらに排卵が起こらないと排卵を促すために黄体化ホルモンの分泌がますます過剰になり、どんどんホルモンバランスが崩れてしまします。

 

妊娠糖代謝異常

 

血糖値を下げる働きをするホルモンであるインスリン、このインスリンの働きが弱くなることをインスリン抵抗性といい、遺伝の他、肥満、運動不足、高脂肪食、ストレスなどによりインスリン抵抗性が出てくると言われています。

 

インスリンの働きが弱くなるとさらにインスリン分泌量が増えその結果男性ホルモンの量が増加し月経不順などの症状を起こすと考えられています。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも妊娠はできる!

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は一種の排卵障害ですので、一般の女性よりはどうしても妊娠しにくい傾向にあります。

 

ただ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だからといって自然妊娠が不可能なわけではありません。実際、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だとしらないで妊娠している人もかなりいるでしょう。

 

排卵障害であっても、完全に排卵していない場合もあれば何ヶ月かに1回排卵している場合もあります。

 

うまく排卵が起こるようになれば、他の不妊原因である場合よりも妊娠する確率は高いと言われています。

 

では多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の改善方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

妊娠肥満を伴う多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)にはダイエットが効果的

 

肥満を伴う多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)にはダイエットが大変効果的です。

 

又肥満の方だけに関わらず一見肥満には見えないが内臓脂肪が多い隠れ肥満の方にも言えるのですが、血糖値を上げにくくする食品と食べ方を意識すると良いです。

 

さらに体内でインスリンと同じような働きをし、血糖値を下げる効果がある「ピニトール」配合のサプリメントを摂取することもおすすめです。

 

すでに海外では糖尿病や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の改善に「ピニトール」の処方が行われているそうです。

 

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妊娠排卵誘発剤の投与

 

不妊に繋がる排卵障害には、クロミフェンなどの排卵誘発剤をつかって排卵を促す治療を行うこともあります。

 

クロミフェンは比較的副作用が軽い反面、効果が出るまで時間がかかることもあります。

 

排卵誘発剤を使っても排卵が起こらない場合には、排卵誘発効果がより高いhMG-hCG療法という注射療法が行われるのですが、人によっては誘発効果が高すぎるあまり卵巣の腫れや、お腹に水がたまるなどする卵巣過激刺激症候群を引き起こすリスクもあります。

 

妊娠手術療法

 

いずれの方法でも排卵が起こらない場合には、腹腔鏡手術によって卵巣表面に小さな穴をたくさん開けて排卵を促す手術を行うこともあります。

 

ただし、腹腔鏡手術は全身麻酔で入院が必要であり、また効果の持続期間が1年程度であるという欠点もあります。

 

これら以外にも、インスリン抵抗性改善薬の投与や、低用量ピルなどを使用して月経が周期的に起こるようにする方法などもあります。

 

前述した私の友人も、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療を乗り越え先日めでたく赤ちゃんを授かりました。また芸能人の方でも多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を乗り越え妊娠されている方もたくさん居てます。まずは、ご自身の食事や生活習慣の見直しからはじめてみると良いでしょう。